【アリゾナ州フェニックス20日(日本時間21日)発】WWEの〝キング〟こと中邑真輔(41)が、相棒のデビュー戦でハッスルだ。
先週13日大会で、アポロ・クルーズ(33)からインターコンチネンタル王座(IC)のベルトを奪い取り、本人曰く「史上初、キングとしてIC王者となった」中邑は、スマックダウン大会でリック・ブーグスと組み、因縁の前IC王者クルーズ、コマンダー・アジーズ組と激突した。
王座奪取の勢いを持続させる中邑は序盤から、アジーズに打撃やライダーキックで攻め込むなど好調ぶりを猛アピール。アジーズから反撃を食らうものの、延髄切りからダイビング・ニーをさく裂させると、満を持してキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)を発動させた。惜しくも試合を決めるまでには至らなかったが、これがこの日がWWEデビュー戦となった相棒への〝アシスト〟となる。代わったブーグスがクルーズを捕まえると、エアギターのパフォーマンスからパンプハンドルスラムを決め、3カウントを奪った。
中邑はタッグ戦でもクルーズに勝利するとともに、相棒へ初白星をプレゼント。もはやこの勢いは誰にも止められない。