キャンプのゴミ問題を解決! クイックキャンプ『トラッシュボックス』は超優秀なゴミ箱

皆さんは、キャンプ場でゴミをどうしているだろうか。だいたいのキャンプ場では、チェックインの際にゴミの分別等について説明があり、専用のゴミ袋をくれる場所も多い。地域によってゴミの分別方法は異なるので、筆者も当然、その土地やキャンプ場のルールに従って処理するようにしている。しかし、一泊でもそれなりの量のゴミが出るので、ビニール袋のまま管理していると見た目もよくないし、匂いや虫なども気になる。今回は、そんなキャンプでのゴミ問題を解決するグッズとして、クイックキャンプの『トラッシュボックス』を紹介したい。

キャンプ場でのゴミ問題 何気ない行動がマナー違反につながっているかも!?

123RF

キャンプをやると、料理をしたりお酒を飲んだりと、たった1泊でも結構な量のゴミが出る。

我が家は4人家族。現地のスーパーでその土地の食材を調達し、お酒を飲んで、料理をすれば、それなりのゴミの量になってしまう。このゴミが、思わぬマナー違反につながるケースがある。

キャンプ場でゴミをポイ捨てするのは当然マナー違反だ。ポイ捨てをするようなキャンパーはほとんどいないだろう。

しかし、「ゴミ袋を開けっ放しにしていたら、かなり生ゴミの匂いが漂っていた」なんてケースはあるかもしれない。こうした「うっかり」も、マナー違反につながる可能性がある。

特に気をつけるべきなのは、食品関係の生ごみ。ゴミ袋をむき出しのまま、ゴミ箱の口を開けっ放しのままキャンプ場に置いておくと、匂いや見た目が気になるものだ。さらに、野生動物が寄ってきたり、虫が寄ってきたりすることも。

ゴミの匂いや虫・野生動物のせいで、周辺のキャンパーに迷惑をかけてしまうことにもなりかねない。マナー違反とならないために活用したいのが「ゴミ箱」だ。

今回は、キャンプで超優秀なゴミ箱として活躍してくれる、クイックキャンプの『トラッシュボックス』を紹介する。

クイックキャンプのトラッシュボックスはキャンプ用のゴミ箱! 概要をチェック

クイックキャンプのトラッシュボックスとはなんぞやということで、まずは簡単に製品について紹介したい。

トラッシュボックスとは、簡単にいうとキャンプ用のゴミ箱のことである。

販売元のクイックキャンプは、『CHANGE FEELS』をコンセプトに、だれもが気軽にアウトドアを楽しめる手軽さ・デザイン・こだわりの設計を追及した、岐阜県のキャンプギアメーカー。

クイックキャンプはお手頃な値段で、高いクオリティの製品が多く、筆者はとてもお世話になっているメーカーだ。以前もクイックキャンプのドッグコットを紹介しているので、犬連れキャンプを楽しむ方は、ぜひこちらもチェックしてみてほしい。

トラッシュボックスのスペック

著者撮影

意外にも、キャンプ用のゴミ箱は製造メーカーが多くない。

そんな中で、クイックキャンプのトラッシュボックスは、キャンプに最適な使い心地や見た目。さらに、価格も定価で3,480円(税込)と比較的お手軽な価格なのも嬉しい。

製品スペック

  • 展開サイズ:直径約40cm×高さ約50cm
  • 収納サイズ:直径約40cm×高さ約10cm
  • ゴミ箱容量:45リットル
  • 重量:約1kg
  • 耐荷重:約8kg
  • 材質:本体/ポリエステル、PVC

クイックキャンプのトラッシュボックスは超優秀なゴミ箱! おすすめポイントを解説

クイックキャンプのトラッシュボックスは、キャンプで非常に活躍するゴミ箱だ。「なくても使えるけど、あると便利」といった、かゆいところに手が届くような設計になっている。

こここからは、クイックキャンプのトラッシュボックスのおすすめポイントを解説していく。

チャック付きで見た目すっきり!匂いもしっかり抑えられる

著者撮影

クイックキャンプのトラッシュボックスは、フタ部分にチャックが付いている。

チャックを閉めればしっかりと密閉されるので、テントの中のリビングスペースに置いても、生ごみなどの匂いがまったく気にならない。もちろん、虫や野生動物が寄ってくることもない。

そして、ゴミ袋のように透明ではないので、中のゴミが見えることもなく見た目の不快感もないのがポイントだ。

折り畳めばコンパクトに持ち運べる

著者撮影 結構コンパクトにつぶれてくれる

クイックキャンプのトラッシュボックスは、見た目は大きいが、折り畳めば非常にコンパクトになる。

厚さ10cm程度まで折り畳めて、持ち運びや収納に煩わしさを感じることもない。自動車で行くキャンプであれば、まったく不便はないだろう。

自立するので場所を選ばずに設置可能

自立するため、場所を選ばずに設置できるのもクイックキャンプのトラッシュボックスの魅力である。

また、中にバネが入っているので、畳んだ状態からの組み立ても、非常に簡単。

ただ、中身が軽い場合には、風などで飛ばされる心配はある。そんなときには、ポールに固定することもできるし、ペグで地面に固定することもできる。

著者撮影 ポール等に固定できる
著者撮影 ペグでも固定できる

大容量でゴミの分別もできる

著者撮影

クイックキャンプのトラッシュボックスには、家庭用の45リットルのゴミ袋がセットできる。

ゴミ袋をセットするためのクリップが全部で6か所ついており、少し小さめのゴミ袋を2つセットすれば、ひとつのトラッシュボックスの中でゴミの分別も可能だ。

クリップでゴミ袋がしっかりと広げられ、中身がよく見えるので「間違えて可燃ゴミの袋にペットボトルを入れてしまった」といったうっかりも防げる。

クイックキャンプのトラッシュボックスは皆におすすめ! 特におすすめなのはこんな人

著者撮影

クイックキャンプのトラッシュボックスは、ゴミ問題を解決し、キャンプを快適にしてくれるだけでなく、マナー違反の防止にもつながる。

使い勝手もよく、皆さんにおすすめできるアイテムだが、特におすすめできる人をあげるとしたら、以下のような人だ。

大人数でのキャンプや連泊キャンプをする人

クイックキャンプのトラッシュボックスは、45リットルの大容量。そのため、大人数でキャンプをする場合や、連泊キャンプをする場合など、ゴミがたくさん出るキャンプでは特に役立つ。

また、犬連れでキャンプをする人にもおすすめだ。我が家の犬のように、放っておくとゴミを漁るようなお行儀の悪い犬がいる家族の場合、非常に重宝するだろう。

夏にキャンプをする人

暑い夏はゴミも匂いがち。しかも、ゴミには虫も寄ってくる。クイックキャンプのトラッシュボックスは、ゴミ問題を感じやすい夏場のキャンプに役立つアイテムだ。

前述の通り、クイックキャンプのトラッシュボックスはフタをしっかり閉められるので、匂いや虫をシャットアウトできる。

ゴミを隠して快適にキャンプをしたい人

いくらキレイにまとめていても、ゴミが見えていると気分はあまりよくない。ゴミ箱としてトラッシュボックスを設置し、ゴミをしっかりと隠すことで、少しだけスマートにキャンプができる。

スマートにキャンプをしている先輩キャンパーさんたちのツイッターなどを見ていると、ゴミ袋をそのまま直置きしている人はほとんどいない気がする。(先輩キャンパーの皆さんは、どうやってゴミを管理しているのだろう…)

ゴミの取り扱いでマナーを改善! クイックキャンプのトラッシュボックスで気持ちよくキャンプしよう

筆者撮影

ゴミをきちんと取り扱うことは、マナーの改善につながる。

特にゴミの分別は、その地域やキャンプ場により変わる。つい先日行ったキャンプ場は、非常に緩かったが、緩いキャンプ場でも丁寧にゴミを取り扱うことはマナーだと思う。

我が家では、いつもクイックキャンプのトラッシュボックスを2個持っていき、分別にしっかり対応するようにしている。

また、我が家はファミリーキャンプしかやらないので、中学生と小学生の子どもも、自分たち親の行動を見ている。

ゴミの分別もそうだが、他者やキャンプ場に迷惑が掛かること等、キャンプ場でのマナーは人一倍気を付けるようにしているつもり。子どもたちには、ただ楽しいだけがキャンプなわけではなく、決められたルールを守り、その中で楽しむことまでがキャンプなんだということを、親として行動で見せていきたいからだ。

考えてみたら、キャンプ場は、薄い布(テント)だけで区切られた中で、知らない人たちと自然を共有しているのだ。だからこそ、自分だけでなく、周りの人達も気持ちよくキャンプをするために、キャンプ場でのマナーをしっかりと考えて守っていかないといけないと思う。

ぜひクイックキャンプのトラッシュボックスを活用して、さらに気持ちよくキャンプを楽しんでほしい。

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