日本テレビ系では2日間にわたって「24時間テレビ44『愛は地球を救う』」（8月21日午後6：30～22日午後8：54）を生放送。メインパーソナリティーをKing ＆ Prince、チャリティーパーソナリティーを菅野美穂、スペシャルサポーターをチョコレートプラネットが務め、「想い～世界は、きっと変わる。」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画をおくる。昨日21日には、同系の人気バラエティー番組「世界の果てでイッテQ！」に出演する女性芸人たちが全国の合唱強豪校と中島みゆきの名曲「時代」を生披露する姿や、平野紫耀が主演したスペシャルドラマ「生徒が人生をやり直せる学校」などが届けられた。また、「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」では、第1走者の岸優太からたすきが受け継がれている。
昨年8月、小脳出血で救急搬送された加山雄三。一命を取り留めたが、言葉がうまく話せなくなるなどの後遺症が残り、芸能活動を一時中断した。そして懸命のリハビリの結果、今年4月に歌手活動を再開。病と闘う中で考えたのは、最新のAI技術で自分の声や歌声、そして存在を後世に残すプロジェクト“バーチャル若大将”だ。この技術を使って、既に加山の地元である神奈川・茅ヶ崎では、さまざまな施設で加山のAI音声が流されている。
加山の全身をあらゆる角度から撮影してCGを作り出す制作過程の現場を訪問し、“バーチャル若大将”と初対面した加山は「なんだこれ？」と言いながらも、「AIならもうちょっと痩せててもいい」などと楽しそうに話した。
両国国技館のステージでは、地元・湘南の後輩である湘南乃風が“バーチャル若大将”とコラボレーション。生パフォーマンスでは、若旦那、HAN-KUNが“バーチャル若大将”と見つめ合いながら、湘南乃風の代表曲「純恋歌」を歌い上げた。歌い終えたSHOCK EYEは「こんなすてきな機会はなかなかないので本当に楽しかったです」と充実した笑みを浮かべた。その後、“バーチャル若大将”から「今度は本物の番だね」とリクエストされた加山は「言われたらやらなきゃならないよな」と応じ、King ＆ Princeと一緒に自身の代表曲である「君といつまでも」と「海 その愛」をメドレーで熱唱した。
