【ネバダ州ラスベガス21日(日本時間22日)発】WWE真夏の祭典「サマースラム」で〝ザ・マン〟ことベッキー・リンチ(34)が電撃復帰した。
同大会で行われたスマックダウン(SD)女子王座戦は、王者ビアンカ・ブレアに挑戦予定だったサーシャー・バンクスが欠場。急遽、カーメラが王座戦に臨むことになった。
ところがここで入場曲が流れ、長期欠場中のベッキーがサプライズ登場。会場は大熱狂の渦に包まれた。ベッキーは昨年5月に妊娠を発表し、保持していたロウ女子王座を返上。その後はリングを離れていた。
さっそくカーメラを鉄製階段に叩きつけると、王者のビアンカに王座戦を要求。王者が受諾したため、ビアンカ対ベッキーによるSD女子王座戦が緊急開催された。
ゴングが鳴るやベッキーは握手を求める振りをしてエルボーを叩き込み、ひるんだ王者にマンハンドルスラム(変型裏投げ)を決めて秒殺。誇らしげにベルトを掲げると「戻ってきたぞ!」と自身の復帰とSD女子王座戴冠をアピールした。