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韓国サッカー界の〝至宝〟と呼ばれたスペイン1部バレンシアのMF李康仁(イ・ガンイン=20)とベルギー1部シントトロイデンのFW李昇祐(イ・スンウ=23)の低迷が危惧されている。
韓国紙「スポーツ朝鮮」は「韓国サッカーの未来が消えた」と同国で大きな期待をかけられた2人の有望株が窮地に陥っている現状を特集した。
李康仁については「最近2試合連続でベンチ外となった。東京五輪に出場したせいで、チームのプレシーズンの練習に十分に参加できなかったからだ。最初から確かな主力ではなかったから活用の仕方がもっと曖昧になった」と分析。「とうとうトレードの噂にも巻き込まれた。しかし購入者が現れていない」と移籍をしたくても買い手がつかない窮状を指摘した。
また「李昇祐の場合はもっとよくない。シーズン開幕後5試合連続で出場することができていない。ベンチの信頼を完全に失ったようである」。李昇祐は構想外となっているようで、今後の復活は厳しいとの見通しを示した。
こうした状況を踏まえて同紙は「李康仁と李昇祐は一時〝韓国サッカーの未来〟と呼ばれた。期待に応えて確かなエースになろうとすれば、プレーをたくさん行わなければならない」と厳しく指摘。韓国サッカーの至宝の危機に、同国では不安論が高まっている。