「隅田川怒涛」内覧会

暑い夏に涼しさを感じられる企画が、8月22日から東京・墨田区で行われます。

22日から墨田区で開催される音楽とアートのイベント「隅田川怒涛」water state1。21日、一足早く報道陣にお披露目となりました。

こちら、東京都と東京都歴史文化財団が文化の面から、東京を盛り上げようとする企画の一環で行われた隅田川をテーマにしたイベント。本作品は、音楽家でアーティストの坂本龍一さんとアーティストの高谷史郎さんが手がけており、鏡面のような水面に織り出される波紋が幻想的な雰囲気を演出していました。

作品にも隅田川の要素を多く取り入れ、隅田川から汲んできた水を実際に使用していたり、本流である荒川の源流から採取してきた石を展示するなどの工夫が凝らされていました。またコロナ対策にも力を入れており、感染対策の専門家を加えて、入場規制や換気などを行っていました。

隅田川怒涛のディレクターは、コロナ禍でなかなか県や都をまたいだ移動ができないなかで、地域の方に地域の素材で、美術作品、アート作品を楽しんでもらえないかなということでこの作品をやることを決めたと言います。この企画は、9月5日まで開かれています。

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