将来の夢や地域貢献次々 新富 児童生徒ら意見発表

小中学生が自分の夢などを語った「新富町青少年の声を聴く集い」

 「新富町青少年の声を聴く集い」(町教委主催)は4日、町総合交流センターであった。町内の各小中学校の代表6組計30人が、将来の夢や未来のためにできることなどを発表した。
 児童、生徒が社会の一員としての自覚や責任、政治・行政への興味を高めることなどを目的に毎年開催。発表者以外の児童生徒は各学校からオンラインで発表を見守った。
 新田学園6年生の7人は、宮崎市などを訪れた修学旅行を通して学んだことや感じたことをSDGsの視点を交えて発表。それを踏まえ、航空自衛隊新田原基地での職業体験、農家での農業体験、スポーツ体験などを新富町内で体験するSDGsをテーマにした修学旅行誘致策を提案した。
 上新田学園中学部3年の押川凌駕(りょうが)さん(14)は小学2年から始めた野球について、監督の言葉でやる気を引き出されて夢中になったことや、中学の部活で顧問指導者のアドバイスのもと練習を重ねて試合に勝てるようになったことなどを発表。応援、支えてくれる人のためにも「一流のプロ野球選手になるという夢を絶対に実現する」と誓った。

© 株式会社宮崎日日新聞社