NPBコミッショナーが五輪のバブル破り指摘に反論「妙な報道が多い」

斉藤惇コミッショナー

NPB(日本野球機構)とJリーグによる新型コロナウイルス対策連絡会議が23日に開催され、東京五輪におけるバブル方式や現在猛威を振るうデルタ株などが議題に上がった。

NPBの斉藤惇コミッショナー(81)は会議で専門家から「五輪関係の報告も頂いた。そのバブル方式がなかなか有効であると」としたうえで「マスコミの一部では、このバブルが破れているとか妙な報道が多いが、現場のしっかりした分析では、やはりこのバブル方式は有効であるというお言葉を頂いた」と指摘が相次いでいる五輪関係者の〝バブル破り〟に真っ向から反論した。

Jリーグの村井満チェアマン(62)は「今回のデルタ株の脅威を改めて認識することになったが、ゲノム解析を通じてバブルの有効性だったり、感染の封じ込めに関する様々な知見を共有した」とバブル方式の有効性を強調し、今後の運営に生かしていく方針を示した。

バブル方式の検証が、今後の大規模スポーツイベントの開催にどのように生かされていくか。

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