【東京パラリンピック】バッハ会長が開会式出席 特例で隔離免除に不満の嵐「来ないでくれと言えないのか」

歓迎されないバッハ会長

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)への〝特別待遇〟に、国民の怒りが爆発だ。

国際パラリンピック委員会(IPC)の招待を受け、24日の東京パラリンピック開会式に出席するため、バッハ会長は23日朝に来日し、宿泊先の都内のホテルに入った。通常であれば大会関係者は、新型コロナウイルス感染症対策として、入国後3日間の隔離措置が求められるはずだが、バッハ会長は隔離なしで活動する予定となっている。

バッハ会長といえば、五輪閉幕後に東京・銀座を散策した〝銀ブラ〟で批判を浴びたばかり。東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は、22日の会見で「もちろんプレーブックに従って行動していただけるだろうと。行動計画書もきちっと出されているので、それに基づいて行動していただけると思っている」と強調していた。

ネット上では「今コロナがまん延状態なのに、再来日するとは空気読んでいない証拠だ」「バッハに来ないでくれと何故言えないのか」「バッハが旅して日本に来るのに日本人に動くなって言うのおかしい」「組織委員会は何している?」「日本が大変な時によく来ますね」などと不満が相次いでいる。

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