名古屋商科大学、4年間すべての講義をアクティブラーニング形式で授業を行う「経営管理課程」を新設 2022年4月

名古屋商科大学は、4年間すべての講義をアクティブラーニング形式で授業を行い、国内で唯一BBA(学部版MBA)が取得できる「経営管理課程」を2022年4月に開設。2019年8月に改正された学部等連携課程制度に基づく改組で、経営学部・経済学部・商学部の3学部が連携するカリキュラムを展開する。

名古屋商科大学は商学部・経営学部・経済学部・国際学部を設置。1953年開学以来、一貫して国際的なマネジメント教育を展開してきた。ビジネススクールのMBA(経営学修士号)プログラムは学位課程(EMBA, MBA, MSc)がQSランキングにおいて国内1位(2021年現在)に選出されている。

本課程ではMBA教育で培われたケースメソッドを活用し、ビジネスに直結するリアルな学びを学修する。経営学、経済学、商学を全て一気に学ぶカリキュラムを通じて、広範なマネジメント領域に関する知識と実践的な意思決定力、経営分析力、リーダーシップ力などを学ぶ。修了者にはMBAの学部版を意味する「BBA(Bachelor of Business Administration)」が授与される。

授業は参加者中心型の討論型で、成績評価も授業中の発言と事前レポートで成績評価を行うビジネススクールスタイル。定期試験は行わない。また、名古屋キャンパスの1年間は2学期4ターム制度を採用しているため、1科目は2ヶ月で完結する。

「経営管理課程」の入学定員は80名。日本語だけで学ぶBBAと、英語だけで学ぶGlobal BBAの二種類があり、Global BBAは討論に相当となる英語力(目安としてTOEIC750以上)を持つことが条件となる。

参考:【名古屋商科大学】国内初、学部版MBA「経営管理課程」を2022年4月設置

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