リトルリーガーが目に焼き付けたエンゼルス・大谷翔平の「特別な瞬間」

大谷は子供たちにも大人気(ロイター=USA TODAY Sports)

リトルリーグの聖地、米ペンシルベニア州ウィリアムズポートで22日(日本時間23日)に「リトルリーグ・クラシック」として行われたインディアンス―エンゼルス戦は大谷翔平投手(27)の活躍もあり、大盛り上がりだった。一夜明けた23日(同24日)に地方紙ウィリアムズポート・サン・ガゼッタ(電子版)は試合を振り返り「大リーガーも興奮していた」などと伝えた。

フォトギャラリーに掲載された写真8枚のうち4枚が大谷。ネクストバッターズサークルでバットを持つ大谷の背中を見つめるリトルリーガー、初回に二盗を決めた場面、どれもリトルリーガーが目に焼き付けた特別な瞬間だ。

同地で行われているリトルリーグ・ワールドシリーズに参加しているカリフォルニア州のブランドン・ペレス選手は「エンゼルスのファンとして、僕はすごく興奮していて、チーム全体がそうだと思う。大谷選手やトラウト選手に会えるのはうれしい」と喜んだ。

一方、トラウトは「彼らはみんな子供で、(昔は)僕も彼らと同じ立場だった。大リーガーになることを夢見ている子供たちに会えたことは特別なこと。いつか、この子たちをテレビで見ることになるかもしれないって、多くの人に話した」と明かした。リトルリーガーだけではなく、メジャーリーガーにとっても特別な一日だった。

来年はオリオールズ―レッドソックス戦が行われる。

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