緊急事態宣言を要請 軽症者ら自宅療養の可能性も 

県内での急速な感染拡大を受けて湯崎知事は

緊急事態宣言を国に要請したことを明らかにしました。

【湯崎英彦知事】

「このままのペースで感染が拡大した場合、本県の医療提供体制が危機的状況になることが懸念される。

緊急事態宣言の適用を要請しました」。

湯崎知事は、お盆時期に県外往来など人流抑制が十分でなかったことやデルタ株の広がりにより感染拡大が進んだとして、

きのう(23日)緊急事態宣言の適用を国に要請したと発表しました。

今のペースで感染が拡大した場合、あさって(26日)には宿泊療養施設の確保数が不足する状況になり、

軽症者などが自宅療養となる可能性があるとして警戒を強めています。

県内では、先週18日から1日の新規感染者数が5日連続で300人を超え、

ステージ4の指標を大きく上回っています。

湯崎知事は、緊急事態宣言を適用することで、

飲食店に原則休業を求めるなど人出を減らしたいとしています。

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