「お腹の赤ちゃんは本当に大丈夫?」妊婦のワクチン接種不安に名医が回答

ワクチン接種に対する不安を明かしているおのののか

タレントの坂上忍(54)が24日、「バイキングMORE」(フジテレビ系)に出演し、妊婦のワクチンに対する名医の回答に思わず納得だ

番組では妊婦優先のワクチン接種が各地で広がっていることを報じた。その中で第一子妊娠中のタレントのおのののかが自身のツイッターで「自分だけの身体だったらすぐにでもワクチンを打とうと思うけど、お腹の子のことを考えると正直とても悩む」「12歳までワクチンNGなのにお腹の赤ちゃんは本当に大丈夫なの、、?」と不安をつづっていることを紹介。

この不安に対して長崎大学大学院の森内浩幸教授は「ワクチンの成分が胎盤を通して胎児にいくことはまずありません。お腹の中の赤ちゃんへの影響は限りなく低い」と回答した。

アメリカや他国の調査結果を参考に「そのことはすでにアメリカ、色んな国で妊婦さん何万人規模の調査をして妊婦さんご自身にも、それからお腹の中の赤ちゃんにも悪影響を与えないことははっきりしてると思います」と話した。

続けて「一方で妊婦さんご自身が新型コロナにかかって体調不良になるとそれは即、お腹の中の赤ちゃんに悪い影響を与えてしまいます。そしてさらに妊婦さんがワクチンを接種すると胎盤を通してワクチンはいかないんですけど、ワクチンによってできた抗体は新型コロナの抗体に限らず赤ちゃんに積極的に移動させることになっています。生まれてきた赤ちゃんは新型コロナウイルスに対する免疫を持って生まれてくるわけですので、妊婦さんご自身とお腹の中の赤ちゃん両方にとってメリットがあることであり、私は是非、積極的に接種をしていただきたいと思います」とワクチン接種を推奨した。

森内教授の明確な解説に司会の坂上忍も「今の森内さんの言葉はなるほどなって思いますね」と納得していた。

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