【東京パラリンピック】開会式前に空が鮮やかに ブルーインパルスが都内上空を飛行

大空に鮮やかな線を描いたブルーインパルス

航空自衛隊は24日、同日の夜に予定されている東京パラリンピックの開会式を前に、アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の展示飛行を午後2時~2時15分ごろに実施した。

22日の予行飛行では白いスモークしか出さなかったが、この日はパラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」と同じ赤、青、緑のカラースモークを使用し、開会式の会場・国立競技場(新宿区)付近では、3色で6本の線を描くなどして見物客を楽しませた。

ただ、新型コロナウイルス感染症として、密の発生を防ぐために、東京五輪の開会式(7月23日)の飛行と異なり、特定の場所でシンボルマークが描かれることはなかった。

東京パラリンピックは9月5日まで開かれ、161の国と地域、難民選手団が参加。22競技539種目が実施される。

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