巨人・原監督 国背負い成長!7勝目のメルセデスを絶賛「五輪で自信になった」

広島打線を手玉に取った巨人・メルセデス

国を背負った戦いを経て、さらに頼もしさを増した。巨人の原辰徳監督(63)が24日の広島戦(東京ドーム)後、この日先発し7回1失点、7奪三振と好投したC・C・メルセデス投手(27)へ賛辞の言葉を送った。

後半戦2戦目の先発となったメルセデスは、初回から抜群の安定感を披露。初回の先頭打者・野間に内野安打こそ打たれたものの、その後は3回まで安打を許さず。4回には松山の併殺崩れの間に1点こそ失ったが、終わってみれば7回までに許した安打はわずか3本と、危なげない投球で登板機会5連勝となる今季7勝目を挙げた。

これには原監督も「自分のリズムでね、テンポ良く投げてくれたと。ボールも非常に走ってましたし、安定感があったと思います」と納得の表情。今夏には東京五輪・野球のドミニカ代表として奮投し、母国の銅メダル獲得へ大きく貢献したメルセデスだが「五輪でも自信になったのではないでしょうか。国を背負った状態で戦えたというね。ジャイアンツにとって非常にC・Cの成長は頼もしいですね」と、指揮官の称賛は止まらなかった。

ひと夏の戦いを経験して力強くなって帰ってきた助っ人の快投に、後半戦はさらなる勝ち星量産が望めそうだ。

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