千葉真一さん 出演映画29日放送へ…当初はテレ東「敬老の日」企画のはずだった

亡くなった千葉真一さん

新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった俳優・千葉真一さん(82)が、サニー千葉として出演したハリウッド映画「エイセス/大空の誓い」が29日にBSテレ東で緊急追悼企画として放送されることが発表された。

同映画はチャッピーことチャールズ・シンクレア(ルイス・ゴセット・Jr)は、ホリコシ(千葉真一)ら、第二次世界大戦で活躍したエース・パイロットたちの物語。この放送は元々、9月の「敬老の日」企画として予定されていたという。

同局プロデューサーは「製作当時はまだ50代に入ったばかりの(まだ真剣佑さんも生まれていない)千葉さんをおじいちゃん扱いするのも失礼な話ですが、ヤワな若造たちに活を入れる空の英雄たちの激闘はひたすらカッコよく、中でも世界の名優たちと全く同列に活躍する千葉さんにリスペクトを込めてお送りする企画でしたそれが、まさか追悼番組になってしまうとは…」と千葉さんを偲ぶ。

「昭和の映画少年として、千葉さんとその出演作群からもらったものは計り知れません。この映画は実に陽気なアクション大作ですが、クライマックスの展開、そしてラストシーンには涙すること間違いなし。千葉さんが演じたホリコシのセリフは、千葉さんご本人が気合いを入れて吹き替えています。大空を駆ける世界のアクションヒーロー、千葉真一さんの勇姿を心に刻んでください」としている。

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