大谷翔平〝黄金の握手像〟を米CBSが紹介 故郷岩手に展示「軽々しく近付くと平手打ち」

話題沸騰の大谷(ロイター)

米CBSスポーツ(電子版)が24日(日本時間25日)、エンゼルスの大谷翔平投手(27)の故郷・岩手県奥州市で公開されている大谷の握手像を「黄金の手」と紹介。「あなたはそれを見に行く計画を立てるべきです」と勧めた。

この握手像は大谷の右手をかたどった真ちゅう製で、日本ハムに所属していた2017年、奥州市と水沢鋳物工業協同組合によって製作された。同市ホームページでは「大谷翔平選手を応援する機運を高めることと本地域の活性化を目的として、本市の伝統的工芸品の一つである南部鉄器の技術を用いて(中略)作成」したと説明。同市役所などでサイン入りバットなどの大谷グッズと共に展示、公開している。

同サイトではただ握手するだけでは刺激が足りないと感じたのか、「握手が出来るのは、あなたが、大谷のような純粋な心の3分の1以上を持っていればの話になります」と軽く脅かし、「謙虚さと敬意をもって、手のひらを前に向け、目を閉じて、黄金の手に近づくのです」とアドバイス。

そして「もしあなたが軽々しく黄金の手に近づいたのなら、あなたは平手打ちをくらうことになるでしょう」と注意を促した。

もちろん、これはジョーク。イタリア・ローマの観光名所「真実の口」の「心に偽りがある者が口に手を入れると、手を噛み切られる、あるいは抜けなくなる」という伝説になぞらえたのだろう。

コロナ禍の現在、米国から観光で来日するのは難しいが、近い将来、米国の大谷ファンが大挙して握手に訪れるかもしれない。

© 株式会社東京スポーツ新聞社