巨人・原監督が2回途中から継投策…6安打3失点の直江をあきらめる

2回途中で降板した巨人・直江

巨人・原辰徳監督(63)が25日の広島戦(東京ドーム)で、2回途中から継投策に入った。

6度目の先発でプロ初勝利を目指した直江大輔投手(21)は、立ち上がりからボールが先行。シュート回転する直球が目立ち、変化球も高めに浮き、甘く入った球は痛打された。初回だけで31球を要し、3安打を許して1失点。直後の攻撃で同点に追いついてもらったが、2回も苦しんだ。先頭の林に左翼線を破る安打を許し、続く菊池涼にも左翼線を破る二塁打で無死二、三塁。すると、相手先発投手の玉村への直球が真ん中に入り、右中間を破る2点適時二塁打で勝ち越しを許してしまった。

なおも無死二塁で次打者の野間こそ一直で打ち取ったものの、西川には四球で一、二塁。リズムに乗れない直江に対し、原監督は腰を上げ、球審に大江をマウンドに送った。

直江は7月下旬の侍ジャパンとの強化試合で5回1失点と好投。後半戦からの先発ローテ入りのチャンスをつかんだが、プロ最短となる1回1/3で降板となり、47球で6安打3失点の内容だった。

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