【東京パラリンピック】卓球・古川佳奈美が前回女王を撃破「別に嫌だなって気持ちはなかった」

古川佳奈美(ロイター)

東京パラリンピック・卓球競技(25日、東京体育館)女子シングルス(クラス11)の1次リーグが行われ、2018年世界選手権銅メダルの古川佳奈美(24=博多卓球クラブ)は、フェイシー・トンプソン(英国)に3―1で快勝。初戦を白星で飾った。

初出場のヒロイン候補が躍動した。大会前に「出るからには金メダルを獲得したい」と語っていた古川は、16年リオデジャネイロパラリンピック金メダルのナタリア・コスミナ(ウクライナ)相手に第1、2セットと連取。第3セットは落としたが、第4セットをきっちりと奪い、勝利を引き寄せた。

難敵相手にも、自身の卓球を貫き「がんがん打ってくるタイプなので、自分から攻められない時もあった。誰がきてもおかしくないように対応していたので、別に嫌だなって気持ちはなかった」と振り返った。

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