【J1】大迫勇也が神戸デビュー「さらによくなる感触はある」

大迫勇也

ドイツ1部ブレーメンからJ1神戸に移籍した日本代表FW大迫勇也(31)が25日、3―1で勝利したアウェーの大分戦で新天地デビューを飾った。前節(21日)の鹿島戦で神戸デビューを飾った元日本代表FW武藤嘉紀とともに先発し、後半31分までプレーした。

得点を挙げることはできなかったが、しっかりチームに貢献。1―1の前半終了間際に得意のポストプレーでタメをつくると、ゴール前へ走り込んだ武藤へとパスを出す。これは通らなかったが、相手のハンドを誘ってPKをゲット。前半アディショナルタイムに元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、きっちり決めて勝ち越しに成功した。

大迫はドイツから帰国し、2週間の隔離期間を経て23日にチーム練習に合流したばかり。ほぼぶっつけで試合となったが「チームメートの特徴も理解しきれない中、多少難しさはあったけど、今日やって感じはつかめた。さらによくなる感触はある。チームメートとコミュニケーションを取ってチームとしてさらにレベルアップしていければ」と手応えを口にした。

今後に向けては「チームの助けになりたい。結果を出せるようにいい準備をしていきたい。僕とヨッチ(武藤)、ドウグラス、前の3人が脅威になれば、チームとして面白いし、そうならないといけない」と意気込んだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社