衆院選 長崎県看護連盟が瀬川氏推薦 自民4区公認 職域支部で最大

 次期衆院選長崎4区の自民党公認候補を巡り、県看護連盟(久米春代会長)は25日、西海市区選出の県議で前議長の瀬川光之氏(59)を公認候補とする手続きを進めるよう党県連に要望した。
 同連盟は県内の党職域支部で最大。約2500人の党員を抱える。24日の役員会・拡大幹事会で、県連に瀬川氏の公認を求めることを満場一致で決めたという。
 25日は連盟の役員が県連を訪れ、山本啓介幹事長に文書を提出。瀬川氏にも推薦状を手渡した。
 役員は記者団に「県北の会員から(現職の)北村誠吾氏の失言などを理由に『次回の衆院選は…』などの意見が出ており、瀬川氏の支援を決めた」と説明。瀬川氏は「重く受け止めている。皆さんの意思が成就するよう頑張りたい」と述べた。
 山本幹事長は「目前に迫った選挙に向け態勢づくりを急がなければならない。(近く開かれる)第4選挙区支部の役員会で議論してほしい」と話した。

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