Smart China Expo 2021が中国南西部の重慶で開幕

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【重慶(中国)2021年8月25日新華社=共同通信JBN】Smart China Expo 2021(SCE 2021、スマート・チャイナ・エクスポ2021)が23日、中国南西部の重慶市で開幕した。重慶両江新区管理委員会(Chongqing Liangjiang New Area Administrative Committee)によると、重慶両江新区は開幕日に、自動車産業、産業用インターネット、人工知能、ネットワークインフラストラクチャーおよびその他の分野の革新的な研究開発を含む、IAT両江国際自動車研究開発ベース、Tencent Cloud産業用インターネットインテリジェント産業本社、iFlytek、QI-ANXIN Group地域本社など主要プロジェクトに調印した。

これらのプロジェクトの調印は、重慶と両江新区のデジタル経済とインテリジェント産業の見通しと市場に対する企業側の確固たる信頼を反映しており、一方で、重慶と両江新区のビッグデータ産業のインテリジェントな発展を強力にサポートしている。

両江新区は近年、ビッグデータのインテリジェントイノベーションを促進し、科学技術革新で産業イノベーションを推進することで、パイオニアとしての優位性を十分に発揮してきた。現地のデジタル経済とインテリジェント産業は活発な発展の勢いを見せており、約6000のデジタル経済企業が同地区に移転している。

重慶両江新区のデジタル経済の付加価値は今年上半期、前年同期比54.6%増の336億2800万元に達し、重慶のデジタル経済の3分の1を占めた。活況を呈しているデジタル経済は、地元の自動車、エレクトロニクス、機器、その他の産業の変革とアップグレードに強い刺激を与えている。現在、両江新区は233のビッグデータインテリジェント転換プロジェクトを完了し、60のデジタルワークショップと21のインテリジェント工場を建設した。

両江新区はSCEの重要な担い手として、イベントが始まる前に管理システムを立ち上げ、産業パークとスマートシティーの開発を産業と都市開発の観点から促進した。

管理体制は「工業地域+産業チェーン責任者」および「産業パークの責任者」を特徴としている。前者では、指名された政府当局者がチェーン、産業組織や組合の責任者を主導し、大手企業の社長がチェーン所有者を務め、後者では両江新区の各産業パークには、同パークの運営と維持に責任を負う指導者がいる。

両江新区は主要産業、戦略的新興産業、近代サービス産業、デジタル経済、およびLiangjiang Collaborative Innovation Zoneの開発に焦点を当てることにより、産業パークの産業新都市への完全な変革を促進し、高品質開発主導地区を創出することを目指している。市民のための新しい高品質生活空間と高品質生活実証地区を創出する取り組みが進行中である。

両江新区は、重慶のスマート産業とデジタル経済の発展のための要所、戦場、エンジンであり、SCEの一連の活動の重要なホストでもある。両江新区は今年、より多くの参加者に、よりスマートなテクノロジー、製品、サービス、シナリオを紹介するため、高品質かつ高水準の方法でSCEを引き続き開催する。両江新区はSCEを活用し、デジタル経済と実体経済の密接な統合、デジタル経済の産業発展、産業のデジタル化をさらに促進する。ビッグデータインテリジェンスは、経済に力を与え、生活を豊かにするために使用される。

詳細な情報は http://www.liangjiang.gov.cn を参照。

ソース:Chongqing Liangjiang New Area Administrative Committee