【森保ジャパン】いまだ無所属の長友佑都 森保監督が異例の招集に踏み切ったわけは… 

6月のイベントで鍛えられた腹筋を披露した長友

日本代表の森保一監督(53)が、無所属のまま招集されたDF長友佑都(34)の現状について説明した。

森保ジャパンは26日に、カタールW杯アジア最終予選のオマーン戦(9月2日、吹田)と中国戦(同7日、ドーハ)に臨む日本代表メンバー24人を発表。長友昨季限りでフランス1部マルセイユを退団して現在も所属チームが決まっていない状況だが、指揮官は無所属のまま異例の招集に踏み切った。

森保監督は「長友に関しては所属チームがないことで彼の今の活動が一般的には不透明な部分もあると思うし、コンディションもみなさんには分からないところがあると思うが、我々は代表スタッフが常に連絡を取りながら彼の所属先がどう決まっていくかもある程度聞いているし、彼の今のコンディションも把握して招集している」と説明。新天地の見通しを把握しており、体調に関しても問題ないとの見解を示した。

そして「もちろんメンバーとして選んでいるので、試合に臨んでもらうことも考えているが、試合に出るためにはコンディションを見てスタメンを選ぶ。練習などで確認して起用したい」と慎重に状態を見極めながら使用していく方針だ。

今夏の移籍市場の期間は残りわずかだが、長友の新天地は近々に決まりそうだ。

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