新日本プロレス２７日後楽園大会で高橋ヒロムとのシングル戦に臨むＤＯＵＫＩ（３０）が、対戦を前日に控えた２６日に高ぶる感情を爆発させた。
左大胸筋断裂により２月から長期欠場していたヒロムは、９月５日メットライフドーム大会でＩＷＧＰジュニアヘビー級王者ロビー・イーグルスへの挑戦が決定済み。王座戦を前に自身の復帰戦を熱望し、その相手として指名を受けたのがＤＯＵＫＩだった。これを受諾したため２７日後楽園大会での一騎打ちが決まった。
激突を前日に控えたＤＯＵＫＩはこの日、鈴木軍とＣＨＯＡＳの６人タッグマッチに出場。ＹＯＳＨＩ―ＨＡＳＨＩをイタリアンストレッチＮо．３２で捕らえて自軍の勝利をアシストするなど、軽快な動きで好調をアピールした。
バックステージに現れると、ヒロムとの試合が待ちきれない様子で興奮気味にまくしたてた。「明日の復帰戦の準備はできてるか？ 体はどうだ？ ちゃんと１００％なんだろうな？ １００％で来てもらわなきゃ困るぞ。なぜならお前は俺が一番潰したい相手だからだ。お前に会って７年、８年か？ それからずっとお前は俺が一番倒したい相手だ。潰したい相手だ。グチャグチャにしてやりたい相手だ」
ヒロムの復帰戦がメインイベントに組まれた２７日大会のセミでは、ロビーがマスター・ワトとノンタイトルのシングル戦に臨む。これにＤＯＵＫＩは「面白いな。チャンピオンのロビーがセミファイナル、お前の復帰戦がメインだ。ヒロム・マジックか？ 俺にとっちゃラッキー・ヒロム・マジックだ。お前を倒すことがメインイベントでできるんだからな。お前は今何を感じてる？ どう俺の言葉を聞いてる？ 俺は明日のことが楽しみで仕方がねえよ、フハハハハ！」と、不敵な笑みを浮かべた。
とにかく冗舌なＤＯＵＫＩは、なんと自身が出場した次の試合のバックステージに戻ってきて再びコメント。「明日のことが楽しみすぎて戻ってきちゃったよ。ヒロム、明日がよ、俺は楽しみで楽しみで仕方ねえんだ。オイ、この感情どうおまえに伝えたらいい？ オイ、お前ら伝えてくれよ、この感情をよ。ヒロム！ ヒロム！！ ヒロム！！！」と、もはや常軌を逸した言動で、ヒロム戦への並々ならぬ決意をのぞかせていた。
