衆院選 立民2~4区 選挙態勢を了承 長崎県連幹事会

 立憲民主党県連は26日、長崎市内で幹事会を開き、次期衆院選長崎2~4区の各総支部から報告された選挙態勢を了承した。準備の遅れが指摘されていた4区に立候補予定の末次精一氏(58)についても「方向性が一定示された」として擁立に異論は出なかった。
 末次氏を巡っては県連との連携も不足しているなどとして、7月の幹事会終了後の取材で、赤木幸仁幹事長が「候補者変更が前提ではないが、戦う態勢がつくれなければ、さまざまな可能性を考えなければいけない」と述べていた。その後、末次氏と県連幹部との話し合いが持たれ、今月上旬の第4区総支部幹事会で方向性が示されたとして「末次氏で継続して取り組む」と確認。進んでいなかった党員・サポーターの獲得ノルマも達成したという。
 この日は、副代表の白川鮎美氏(41)が24日の党本部の幹事会で、来年夏に予定される参院選長崎選挙区の公認予定者となる総支部長に選任されたことも報告された。

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