窃盗や威力業務妨害などの罪に問われた元迷惑系ユーチューバーで〝へずまりゅう〟こと原田将大被告（３０）に名古屋地裁岡崎支部は２７日、懲役１年６月、保護観察付き執行猶予４年の有罪判決を言い渡した。
迷惑系ユーチューバーとして、悪名を誇った原田被告は昨年５月、愛知・岡崎市のスーパーで会計前の魚の切り身を食べたことでの窃盗罪に問われれば、大阪・アメリカ村の衣料品店では購入したＴシャツが偽物だと店員に絡み、威力業務妨害罪と信用毀損罪に問われた。
いずれも炎上を狙ったユーチューブ用のネタで、原田被告はＴシャツ偽物事件では罪を認めた一方、窃盗罪については無罪を主張していた。迷惑系ユーチューバー時代の悪事について、反省の弁を述べ、号泣する場面もあった。
執行猶予付きの有罪判決が出たことで、注目されるのは今後、表舞台で活動を再開するかどうかだ。
原田被告は「もうユーチューバーは見ない、やらない」と引退を表明しているが、関係者の話によれば、〝ザンゲ録〟ともいえる自伝を出版する予定があるという。
迷惑系ユーチューバー時代に数々な悪事を働き、ユーチューブをＢＡＮ（利用停止）されながらも復活を繰り返し、月収２００万円のユーチューバーにのし上がった。その〝武勇伝〟を語ると同時になぜダークサイドに落ちたかについても語る内容となりそうだ。
