【全米OP】復帰後低迷が続く大坂なおみはブズコバ、好調キープの錦織はカルゾと1回戦

大坂は復調なるか(ロイター)

テニスの4大大会最終戦、全米オープン(30日開幕、ニューヨーク)でシングルスの組み合わせが26日に決まり、女子で連覇を目指している大坂なおみ(23=日清食品)は1回戦で世界ランキング86位のマリエ・ブズコバ(23=チェコ)と対戦する。

大坂は5月の全仏オープンでアスリートのメンタルヘルスを訴えて会見を拒否すると賛否両論が出る中、途中棄権。その後、休養を経て復帰した東京五輪は3回戦、ウェスタン&サザンオープン(米シンシナティ)も3回戦敗退と結果が伴っていないように、全米オープンに向けても影響が懸念されている中、どんな戦いを見せるか。

日比野菜緒(ブラス)は1回戦でフィオナ・フェロ(フランス)、土居美咲(ミキハウス)はストーム・サンダース(オーストラリア)と初戦で当たる。

男子の錦織圭(31=日清食品)はシングルス1回戦でサルバトーレ・カルゾ(28=イタリア)と対戦する。東京五輪五輪でベスト8に進出し、直後のシティ・オープン(米ワシントン)も準決勝進出と好調をキープ。ナショナルバンク・オープン(カナダ・トロント)では右肩の痛みを訴え、2回戦を前に棄権したものの、得意とする今大会で上位進出が期待されている。

また、西岡良仁(ミキハウス)はジャック・ソック(米国)、ダニエル太郎(エイブル)はファクンド・バグニス(アルゼンチン)と1回戦で顔を合わせる。

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