〈新型コロナ〉上越市 医師らと会議発足へ 状況分析、方針決定など議論 職員感染で当面休館 「うみがたり」

 上越市は27日、医師らを交えて新型コロナウイルス感染症の対応方針を協議、決定する会議を来週中にも立ち上げることを明らかにした。

 市内における現在の感染拡大状況を踏まえ、立ち上げることを決めた。会議は医師ら専門家、関係機関、市職員で構成。同市での発生状況などの分析、市が実施あるいは検討している感染症対策、ワクチン接種などについて議論し、市の方針決定につなげる狙いだ。

医師らを交え来週中にも設置予定の会議について説明する八木智学理事(左)。隣は大山仁健康子育て部部長(27日、市役所)

 上越市は県の発表に先駆け、27日、同市立水族博物館「うみがたり」職員の20代男性(飼育担当)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。

 同館は同日午後、職員の感染が判明した段階で来場者の入館を中止。館内の消毒作業や保健所による濃厚接触者の調査を行い、安全が確認されるまでの間、休館措置を行うとした。

© 株式会社上越タイムス社