【ニトリレディス】稲見萌寧が首位と2打差の2位浮上

好位置につけた稲見萌寧

国内女子ゴルフツアー「ニトリレディス」2日目日(北海道・小樽CC=パー73)、5位から出た東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22=都築電気)は7バーディー、1ボギーの66をマーク。通算9アンダーで藤田さいき(35=チェリーゴルフ)と並び2位に浮上した。首位は通算11アンダーの全美貞(38=韓国)。

13番から3連続バーディーを奪うなど、スコアを伸ばした稲見。それでも「今週の練習ラウンドは今年一うまくいかなかった。当たらない状態」だったそうで、どこまでも慎重な様子。「今日のスコアは良かったと思う。内容もそこまで悪くないが、ショットの不安と言うか不信感は消えていないので、少しづつ良くなれば」と、課題を真っ先に口にした。

先週の「CATレディース」では、最終日に失速し、悔しい逆転負け。気持ちの切り替えについて問われると「先週のことは引きずってもしょうがないし、毎週試合が続く。今週は苦手コースで必死に頑張らなきゃという気持ちのほうが勝ったので、全然大丈夫って感じです」とキッパリ。目の前の試合に集中し、頂点を目指す。

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