新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出た、ボクシングWBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(29=BMB)が27日、自身のツイッターを更新。9月10日に京都市体育館で予定されていた同級1位矢吹正道(緑)とのV9戦が延期となったことを謝罪した。
拳四朗は「コロナウイルスに感染してしまいました。9月10日の試合は延期になり、矢吹選手、矢吹選手の関係者の皆様、試合を組んでくださった皆様、応援に来てくれる予定だった皆様ほんとにすいません。治療に専念し早く試合できるようにします。ご迷惑おかけします」としている。
ボクシング界では7月下旬からこの日まで日本プロボクシング協会加盟ジムのプロ選手10人以上がPCR検査で陽性判定を受けたと発表された。猛威を振るい続ける新型コロナウイルス禍だけに、誰が感染してもおかしくはないが、世界戦という大舞台に大きな影響を与えたことで謝罪に至った。
この日も東京都内で4227人の新規感染者が出ており、感染拡大は止まらない。