【新日本】3WAY王座戦を控えるタイチ&ザックが欠場中の内藤&SANADAに「待ってるぞ」

田口を葬ったタイチ&ザック

新日本プロレスのIWGPタッグ王者のタイチ(41)、ザック・セイバーJr.(33)組が、欠場中の内藤哲也、SANADA組にメッセージを送った。

王者組は9月5日埼玉・メットライフドーム大会で内藤組と後藤洋央紀、YOSHI―HASHI組を挑戦者に迎えた3WAY王座戦を控えている。だが内藤組は16日後楽園大会から欠場中。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの鷹木信悟とBUSHIが新型コロナに感染した影響による措置と見られるが、タイチは「ダンマリか? SNSで言ってみろ。やるの? やらないの?」と、最悪の場合は内藤組を外して通常のタッグマッチルールで王座戦を行う可能性も示唆していた。

しかし内藤はこの日、自身のツイッターにスペイン語で「私は元気。もう少しお待ちください」と投稿。また同じくこの日公開された新日本プロレス公式サイトの日記でも、メットライフドーム大会への出場を明言していた。

内藤の出場意思を受け取ったタイチは安堵の表情だ。この日の後楽園大会では6人タッグ戦に出場し、ザックとの合体技・天翔ザックドライバーでわずか3分32秒で快勝。バックステージで「内藤、ツイッターで返事くれたな? やるらしいな? 今日まで返事なかったら、お前らは棄権とみなそうと思ったけど、やる意思があるようだな。あと1週間? 10日? 内藤、SANAやん、待ってるぞ。おまえらがやるって言うなら」と、予定通りの3WAY王座戦へ闘志を燃やした。

パートナーのザックも「アイツらが元気ならそれは大いに結構だ。3WAYは嫌いだって言ってきたけどな、気が変わったよ。だってあの4人のバカどもを一度でまとめて片付けてやれるんだから」と豪語した。なにはともあれビッグマッチ前の全ての大会が終了し、あとはメットライフドーム決戦を残すのみ。IWGPタッグを巡る三つ巴の抗争は、どのような結末を迎えるのか――。

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