マンC入り濃厚だったC・ロナウドが急転マンチェスターU電撃移籍の舞台裏

C・ロナウド(ロイター)

急転、ライバルクラブ入りの舞台裏とは――。イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは27日(日本時間28日)、イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)の獲得に向けてクラブ間で合意したと公式サイトで発表した。

26日までマンチェスター・シティーがC・ロナウド獲得に向けて個人合意したと報じられ、残すはクラブ間交渉だけとなっていた。しかし、英紙「デーリー・メール」によると、こうした動きにマンチェスターUが反応。自クラブ出身のスター選手をライバルに取られるわけにはいかないとして、獲得レースに参戦を決めたという。

マンUは、C・ロナウド所属時代にチームを指揮した名将アレックス・ファーガソン監督やチームメートで元イングランド代表DFリオ・ファーディナントとコンタクトを取り勧誘を依頼。またC・ロナウドともプレーしたマンUのオーレグンナー・スールシャール監督や日ごろから連絡を取り合うポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスも含めて〝総攻撃〟を仕掛けた。

もともとC・ロナウド本人もライバルクラブへの加入に戸惑いがあったことと、マンUの攻勢を受けて急転、古巣復帰を決断。クラブ側もユベントスに移籍金2800万ユーロ(約36億1000万円)のオファーを出した。同紙は「クリスチアーノはセンセーショナルな復帰を果たした」と伝えている。

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