イングランド・プレミアリーグのトットナムに所属するハリー・ケイン(28)が移籍が実現せずにイライラしていると英紙「デーリー・スター」が伝えている。
今夏の移籍を希望しているケインは同リーグのマンチェスター・シティーからオファーを受けているものの、移籍金1億5000万ポンド(約225億円)とされるクラブ間交渉が難航。同紙によると、ケインはダニエル・レビ会長に移籍を許可するという約束を果たすように迫ったという。
すでにマンチェスターCはトットナムの要求額に近い移籍金1億2500万ポンド(約187億5000万円)を提示しているとみられるが、ケインの放出に消極的なレビ会長が固辞しているとの見方も出ている。すでに同リーグも開幕しているが、移籍が実現しないことにケインは不満を募らせており、会長に直談判したわけだ。
特にケイン獲得に向けてクラブ間交渉がうまくいっていないマンチェスターCがストライカーを確保するため、イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)と接触したとの報道も出てきただけに、焦りを募らせているもようだ。
今月末に夏の移籍期限が迫る中、トットナムとマンチェスターCの交渉の行方とともに、クラブへの不信感を抱いているケインの動向も注目されそうだ。