【新型コロナ】横浜市、妊婦も優先接種に 9月から、大規模接種会場でも

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 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、横浜市は、妊婦を新たに優先接種の対象にする。かかりつけの医療機関で9月以降、妊婦が接種できるようワクチンを追加配分する。

 対象は市内在住者や、里帰り出産で市内に滞在している妊婦。妊婦の配偶者は対象にならない。市によると、市内在住の妊婦は推計で約1万8千人。

 妊娠経過や心身の状況に個人差があるため、医療機関での個別接種を希望する場合は産科のかかりつけ医に事前に相談するよう求めている。

 同1日からは、横浜ハンマーヘッド(同市中区)での大規模接種でも妊婦の予約を受け付ける。予約枠は300人分。大規模接種の予約は市の予約専用サイトか、予約センター電話(0120)045112。

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