バレンシアがフリー放出転換で李康仁にプレミア行き浮上

李康仁(ロイター)

日本代表MF久保建英(20)がプレーするスペイン1部マジョルカ移籍が浮上している同1部バレンシアの韓国代表MF李康仁(イ・ガンイン=20)にイングランド・プレミアリーグ行きの可能性が出てきた。

来夏までバレンシアと契約を残す李だが、スペイン2部バリャドリードから獲得したブラジル人FWマルコス・アンドレに3つのEU圏外枠からはじき出される形となった。そんな中、スペインメディア「ディアリオ・デ・マジョルカ」によると、今夏でも移籍金なしで放出する方針に変更したという。

そのため獲得に興味を示すクラブが出てきており、同メディアは、イングランド・プレミアリーグのウルバーハンプトンがオファーを出していると報じた。しかし李本人はスペインにとどまりたい考えでマジョルカを希望しているというが、父親や代理人は英語圏でのプレーを希望。李はどちらにするか決めかねている。

今夏の移籍期限まで残りわずか。サッカー界の日韓至宝がチームメートになる可能性もゼロではない中、李はどのような決断を下すのだろうか。

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