新潟芝外回り1800メートルで行われた5レースの2歳新馬戦はルメール騎手が騎乗したイクイノックス(牡・岩戸厩舎)が直線で後続をぶっちぎる6馬身差の勝利を決めた。勝ち時計は1分47秒4(良)。
好スタートから一旦先手を取りながら勝負どころでは控え、直線追ってからしっかり伸びるという、父キタサンブラックをほうふつとさせるレースぶり。新種牡馬争いではシルバーステートが一歩リードの形だが、ついにキタサンブラック産駒から大物出現といって良さそうだ
ルメール騎手は「全部いいね。スタートも良かったし、道中も真面目。直線のエンジンも速かった。まだ腰が細いところがあるので、パワーアップしたらすごいと思う」と絶賛。直線の脚を「本当にいい脚だった」とベタ褒めしていた。
母シャトーブランシュは15年のGⅢマーメイドS勝ち馬で、1歳上の半兄には今年のGⅢラジオNIKKEI賞を勝ったヴァイスメテオールがいる。