【J・GⅢ小倉サマージャンプ】アサクサゲンキがV 熊沢はJRA障害最多勝記録に並ぶ

アサクサゲンキ

小倉8Rで行われたJ・GⅢ「小倉サマージャンプ」(芝3390メートル)は、1番人気のアサクサゲンキ(セン6・音無)が快勝。同馬は2017年に小倉2歳Sを勝っており、平地と障害の重賞制覇を同じ小倉の地で達成した。

「飛越も最後までしっかりしていたし、平地と障害の重賞を勝てて良かったね。まずはひと息入れ、オーナーとジョッキーと相談してから今後を決めるけど、直線がダートのコースは合わないし、重賞レースを使っていくことになるかな」とは見守った音無調教師。

今回の勝利で障害での勝利数を254とし、星野忍元騎手が持っていたJRA障害最多勝記録に並んだ熊沢は「このペースでも我慢ができたし、経験が生きた。何も言うことがない内容でしたね。(最多勝利タイに関しては)並んだだけでは名が残らないのが記録だし、やっぱり超えないとダメだと思う。すでに引退した先輩の記録なので、焦らずにコツコツとやっていきたい」と更新に意欲を見せた。明日の新潟競馬から新記録達成に挑むことになる。

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