東京五輪代表のMF三好康児(24)が所属しているベルギー1部アントワープのブライアン・プリスケ監督(44)が裸で記者会見を行ったと、英紙「サン」など各メディアが伝えている。
同メディアによると、アントワープは今季の欧州リーグ(EL)出場がかかったプレーオフ第2戦でオモニア・ニコシア(キプロス)と対戦し、PK戦にまでもつれ込む接戦を制し、本大会出場を勝ち取った。その試合後、プリスケ監督は腰にタオルを巻いて局部を隠している以外、衣服を身につけずに記者会見場に登場したという。
同監督は席に着くなり「ごめんなさい、皆さん。試合前に選手たちと賭けました」と発言。チームがEL本戦に出場できるかを賭けの対象にしたとし、指揮官は「通過した場合、私は裸で記者会見すると選手たちに言ったんだ」と説明。そして賭けに負けたため、約束通り、全裸会見に至ったそうだ。
プリスケ監督は勝利について「信じられない試合だった」と振り返った上で「私たちは成し遂げました。それがサッカーであり、それが人生であり、パッションです」と激闘を制した選手たちをタオル1枚の姿でたたえていた。
アントワープはELの1次リーグでD組となり、Eフランクフルト(ドイツ)、オリンピアコス(ギリシャ)、フェネルバフチェ(トルコ)と難敵ぞろいのグループに入ったが、プレーオフを制したように再び奮闘してくれるはずだ。