29日(日)は日本海側も含めて晴れる所が多く、特に東海から西では真夏のような暑さの所もある見込み。一方で関東は雲が広がりやすく、28日(土)と比べると幾分暑さはおさまる予想。
　来週後半は西日本でも暑さがトーンダウンし、朝晩は少し凌ぎやすくなりそうだ。

日本海側も晴天戻る、一方で関東は雲が多め

　28日(土)に日本海側と東北でくもりや雨の天気をもたらした前線は、29日(日)になると不明瞭になる見通し。そのため、あす29日(日)は日本海側を含めて晴れる所が多くなりそうだ。
　ただ、関東は湿った東風が流れ込むため雲の目立つ空模様となり、所によりにわか雨がある見込み。また近畿や中国でも気温の上がる午後は、にわか雨や雷雨に注意が必要だ。

まだ続く残暑、内陸は猛暑日で熱中症注意

　晴れる西日本や東海では29日(日)も気温が高くなり、最高気温は岐阜で37℃など内陸は35℃以上の猛暑日の予想。
　また、北日本を含めた広い範囲で30℃以上となる見込みで、熱中症にはくれぐれも気をつけたい。関東は雲の広がる所では30℃前後と28日(土)より低くなるが、予想より日差しがあると気温が高くなる可能性もある。

厳しい残暑は今月いっぱい、来週後半は猛暑おさまる

　東海から西の太平洋側と南西諸島では来週前半にかけて晴れの天気が続き、内陸では35℃前後の暑さとなりそうだ。一方で、日本海側と北日本では30日(月)は雲が多く雨の降る所があり、関東も31日(火)にかけてにわか雨がある見通し。
　来週後半になると寒気の影響を受けて雲が広がりやすくなり、北の地域ほど気温が低くなる予想。西日本でも最高気温が30℃前後に留まり、9月になると厳しい残暑も一段落する見込みだ。

（気象予報士・佐藤俊和）