阪神ドラ5・村上 連敗ストッパーの期待も…3回5失点KO

阪神・村上

やはり新人に「連敗ストッパー」は重すぎた!? 阪神は連敗で迎えた28日の広島戦(マツダ)、ドラフト5位ルーキー・村上頌樹投手(23)をプロ2度目の先発で抜てきしたが、無念の序盤KOとなった。

二軍での好投を経て、デビュー戦となった5月30日の西武戦以来となる一軍先発の座を勝ち取った村上。〝広島キラー〟の先輩右腕・秋山から「打者ひとり一人の特徴などのアドバイスをもらいました」(村上)と各打者の対策をインプットして臨んだが、そう甘くはなかった。

立ち上がり前に1点の援護をもらったが、二死一、二塁から坂倉に逆転適時二塁打を献上。2回も野間の適時打で1点を失い、3回は一発攻勢に沈んだ。無死から4番・鈴木誠、二死から菊池涼に失投をスタンドまで飛ばされた。

プロ初勝利を期して臨んだ期待のルーキーは結局、この回でKO。2被弾を含む6安打5失点の内容で、待望のプロ初勝利はまたしても、一軍打者の壁にはね返されてしまった。

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