F1、2021年修正版カレンダーを発表。22戦に縮小、1戦は開催地未定

 F1が2021年シーズン後半戦のカレンダーを発表した。日本GP中止を受けて、いくつかのグランプリの日程が変更され、元々23戦の予定が22戦に減らされたことが明らかにされた。ただ、第20戦の開催地は今も未定のままだ。

 ベルギーGP後のオランダGP、イタリアGPとロシアGPは予定どおり開催。第16戦トルコGPは1週遅れの、元々日本GPが開催される予定だった10月8~10日に移された。アメリカGPが元の日程で開催された後、第18戦メキシコGPと第19戦ブラジルGPのスケジュールは1週後ろにずらされ、開催地未定の第20戦との3連戦となる。第21戦サウジアラビアGPと最終戦アブダビGPのスケジュールには変更はない。

 未発表のグランプリについては「今後数週間のうちに発表する」とF1は述べている。最近では、カタールGPが加わるとの推測が持ち上がっている。

ロサイル・インターナショナル・サーキット

 現時点で予定されている22戦が開催されれば、今年は依然として史上最多開催を達成することになる。

■2021年F1世界選手権カレンダー(2021年8月28日発表)

Round 日程 開催地

1 3月28日 バーレーン(サクヒール)

2 4月18日 エミリア・ロマーニャ(イモラ)

3 5月2日 ポルトガル(ポルティマオ)

4 5月9日 スペイン(バルセロナ)

5 5月23日 モナコ(モナコ)

6 6月6日 アゼルバイジャン(バクー)

7 6月20日 フランス(ル・キャステレ)

8 6月27日 シュタイアーマルク(シュピールベルク)

9 7月4日 オーストリア(シュピールベルク)

10 7月18日 イギリス(シルバーストン)

11 8月1日 ハンガリー(ブタペスト)

12 8月29日 ベルギー(スパ・フランコルシャン)

13 9月5日 オランダ(ザントフォールト)

14 9月12日 イタリア(モンツァ)

15 9月26日 ロシア(ソチ)

16 10月10日 トルコ(イスタンブール)

17 10月24日 アメリカ(オースティン)

18 11月7日 メキシコ(メキシコシティ)

19 11月14日 ブラジル(サンパウロ)

20 11月21日 TBC

21 12月5日 サウジアラビア(ジェッダ)

22 12月12日 アブダビ(ヤス島)

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