J1神戸の日本代表FW大迫勇也(31)が28日のFC東京戦(ノエスタ)で移籍後初のフル出場を果たしたが、待望の新天地初ゴールは生まれず、チームは0―1と痛恨の黒星を喫した。
2試合連続の先発でホームデビューとなった大迫は1トップで奮闘するも、FC東京のハイプレスに苦しみ、不発に終わった。無得点で敗れた神戸は4位に転落した。
試合後、三浦淳寛監督は大迫について「彼自身、良い表情で良い状態だと評価している。彼の持ち味をしっかり出してくれた」と高く評価。それでも「連係は多少時間がかかると感じたので、しっかりトレーニングをしていければ」と連係面での課題を指摘した。
また、MFサンペールは「背負った状態でのプレーがすごくうまい。ボールを落としたり、ファーストタッチの技術、右と左(足)も使えるし、本当にすばらしい選手だ」とストライカーとしての能力を絶賛。シーズン終盤に向けて新エースとして大きな期待が高まる。