FC東京・長谷川監督が神戸の大迫、武藤を警戒「ワンプレーで仕事できる」

リモート取材に応じたFC東京・長谷川健太監督

J1FC東京の長谷川健太監督(55)がアウェーの神戸戦(28日、ノエスタ)に向けて新加入したFW大迫勇也(31)とFW武藤嘉紀(29)を警戒した。

東京五輪後、リーグ戦4試合で1勝1分け2敗とし、勝ち点39の8位につけている。上位進出に向けて大事な一戦を迎える中、長谷川監督は新加入した神戸のストライカーについて「ワンプレーで仕事ができる選手」とし「チームとしてやることは変わらないが、しっかりと寄せられるか。集中力を高めてやるしかない」と語った。

指揮官は「代表選手でもあるし、特長は分かっているつもり。チームで抑えていくしかないと思っている。一種懸命、対応していきたい」と具体的な作戦については明かさなかったが、決定力も高い選手たちだけに、自由にプレーさせないことが勝負のポイントになると考えているようだ。

もちろん、元スペイン代表FWアンドレス・イニエスタが繰り出す前線へのパスも注意しなければならない。「チームとして、約束事と肝の部分、最後の部分をやらせないことがポイントになる」とし、大型補強した注目クラブとの一戦に向けて気を引き締めていた。

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