店から漏れるわずかな明かりに、歩く人も数えるほど。新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が本県に適用された27日夜、宮崎市の「ニシタチ」は暗く静かだった。一方で居酒屋やキャバクラなど営業を続ける店もあり、「過料が科されるまでは営業を続ける」との声も。同措置の対象区域となり、酒類提供の終日自粛や午後8時までの時短営業を求められた県内最大の繁華街を歩いた。
ニシタチに入ったのは午後7時半過ぎ。シャッターを下ろした店が目立ち、営業中の店も客の姿は少ない。午後8時を迎え、閉店作業をしていた焼き肉店の40代女性店長は「従わずに感染者が出ると店の信用問題になる。今は耐えるしかない」と淡々と話した。
ニシタチ 暗く静か 過料までは営業の声も
- Published
- 2021/08/29 09:04 (JST)
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