Rソックス3連勝 澤村拓一は満塁のピンチ招くも無失点

【レッドソックス5-3インディアンス】(延長10回タイブレーク)@プログレッシブ・フィールド

レッドソックスは2対2の同点で迎えた10回表にJ・D・マルティネスが24号3ランを放ち、勝ち越しに成功。10回裏は7番手マーティン・ペレスが無死満塁のピンチを招いたが、一死後に登板した8番手アダム・オッタビーノがインディアンスの反撃を1点に抑え、5対3で逃げ切った。インディアンスは先発のカル・クアントリルが7回6安打2失点(自責点1)の好投を見せたものの、打線が援護できず。得点圏で13打数2安打に終わるなどチャンスを生かせなかった。

レッドソックスは1回表にカイル・シュワーバーの27号ソロで先制すると、一死1塁からザンダー・ボガーツの二塁打に相手のミスが重なり、1点を追加。ところが、先発のネイサン・イバルディが2回裏にフランミル・レイエスの24号ソロとボビー・ブラッドリーのタイムリーで同点に追いつかれた。10回表のレッドソックスは無死1・3塁からマルティネスが試合を決める24号3ラン。このところ不振に苦しんでいた主砲のひと振りで延長戦を制した。

レッドソックスの澤村拓一は同点の7回裏に3番手として登板(今季50試合目)。先頭にヒットを許したあと、次打者にストレートの四球を与え、無死1・2塁のピンチを招いたが、バント失敗と内野ゴロで二死2・3塁となった。ここでホゼ・ラミレスを申告敬遠して満塁のピンチを背負ったが、レイエスを高めのスプリッターで空振り三振に仕留めてピンチを脱出。1回23球を投げて被安打1、奪三振1、与四球2、失点0という内容で今季の防御率は3.09となった。

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