大谷38号同点2ラン実らず エンゼルスは再び借金生活へ

【ブルージェイズ10-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは2点を先制された直後の3回裏に大谷翔平の14試合ぶりとなる38号2ランが飛び出し、同点に追いついたものの、投手陣が崩れて2対10でブルージェイズに大敗。再び借金生活に突入した。ブルージェイズ先発の新人右腕アレック・マノアは7回途中5安打11奪三振2失点の好投で今季5勝目(1敗)をマーク。エンゼルス先発のディラン・バンディは5回途中4安打3失点で今季9敗目(2勝)を喫した。

7月28日(現地時間)のロッキーズ戦で37号アーチを放って以降、13試合連続でノーアーチに終わっていた大谷に待望の一発が飛び出した。カウント1-2からの4球目、マノアが投じたスライダーを捉え、センターへの38号同点2ラン。第1打席でもライトへの大飛球(結果はライトフライ)を放っており、復調を予感させる最初の2打席だった。その後の2打席は空振り三振と四球で、今日は3打数1安打2打点1四球。今季の打率は.267、OPSは1.016となった。

エンゼルスは4回まで2失点に抑えていたバンディが5回表先頭のルルデス・グリエルJr.に二塁打を浴びたところで2番手サム・セルマンを投入。しかし、セルマンはサンティアゴ・エスピナルにタイムリー、テオスカー・ヘルナンデスに18号グランドスラムを浴び、5点を勝ち越された。6回表からは3番手アーロン・スレガースが4イニングのロングリリーフを見せたが、8回表にグリエルJr.のタイムリーなどで2失点。9回表にもジョージ・スプリンガーにこの試合2本目の一発となる16号ソロを浴び、2ケタ失点の大敗を喫した。

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