ベルギー1部シントトロイデンの〝ビースト〟ことFW林大地(24)が28日、新天地デビューとなったアウェーのセルクル・ブルージュ戦でいきなり結果を出した。
東京五輪では、当初バックアップメンバーだった林はルール変更で正規メンバーに昇格。1トップのレギュラー格として活躍し、日本のベスト4進出に貢献した。そうしたパフォーマンスが評価され、J1鳥栖から待望の海外進出を果たした。まだ加入間もないが、先発に起用されると、一発回答。前半9分、相手GKのミスからボールを拾ったFWイロンベ・ムボヨの右クロスを中央に詰めた林が押し込んだ。これが決勝点となり、チームは1―0で勝利した。
林は「監督からはミスを恐れず思い切ってやってほしいと言われていた。相手のミスもあったが、しっかりとチームとして裏を取って、ミスを突いた良いゴールだった」と得点シーンを振り返った。今後に向けて「もっと活躍したい」。がむしゃらにゴールを目指していくつもりだ。