フルタイムの激闘!日本がPK戦でニュージーランド下し4強進出 久保は歓喜の抱擁

久保(中央)は喜びを噛みしめた

東京五輪のサッカー男子準々決勝が31日に行われ、森保ジャパンは0―0でPK戦の末に4―2とニュージーランドを破って2012年ロンドン五輪以来2大会ぶりの4強進出を果たした。

1次リーグで3戦全勝と絶好調の日本は、MF久保建英(20=レアル・マドリード)とMF堂安律(23=PSVアイントホーフェン)の黄金コンビが揃って先発。累積警告で出場停止のDF酒井宏樹(31=浦和)に代わってDF橋岡大樹(22=シントトロイデン)が右サイドバックに入った。

日本は久保と堂安の黄金コンビを中心に序盤から圧倒的に攻め込むが、ニュージーランドの堅守に手を焼いてなかなかゴールを割ることができない。

そのまま120分戦っても両チーム無得点のまま、ついにPK戦に突入。日本はGK谷が2人目のキックを好セーブ。キッカーはFW上田、DF板倉、DF中山、そして最後はDF吉田が決めて4―2で粘る相手を振り切った。

試合を終えた久保は久保は「すごくうれしい。チーム一丸となってPKを全部決めて勝ててうれしい」と喜びを爆発。3日の準決勝は強豪スペイン戦でメダル確定を狙う。

© 株式会社東京スポーツ新聞社