鷹が守護神・岩崎と代走の切り札・周東を抹消 工藤監督「本人のこれからを考えて」

岩崎翔(左)と周東佑京

ソフトバンクの岩崎翔投手と周東佑京内野手が29日、出場登録を抹消された。

岩崎は森の離脱後に守護神を務めてきた。右肘の張りにより21日のロッテ戦(ペイペイ)から登板していなかった。首脳陣は日々様子を見ていたが、終盤戦を見据えて一度間隔を空けることになった。

また、周東については右肩を痛めたため。工藤監督は「帰塁した時にファーストベースでタッチされて、去年もあったんですけど、それがまた出てしまった。送球にも関係しているので大事を取って治させようとなりました」と説明した。

代走の切り札として欠かせない戦力の登録抹消。「我慢したらできるかもしれないが、チーム的には痛いところもあるが、本人のこれからを考えても若いうちに弱点を作るのは良くない。常にそこが気になって野球をやるというのも良くない。どこまで治ればいいかというのもあるが、様子を見て、少なくとも守備で送球が問題がないというところまで待とうということになりました」と続けた。

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