巨人・高橋が10勝目の権利を持ち5回無失点で降板 足をつるアクシデント

5回、二死満塁の場面で足を気にしてベンチに一度下がった高橋

巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)が、自身初となる10勝目の権利を持ったまま降板した。

29日の中日戦(バンテリン)で先発した高橋は勢いのある直球とスクリューを駆使。竜打線を5回2安打無失点に抑えた。

2点リードの4回一死二塁では竜先発・小笠原からプロ初となる二塁打を放ち自らを援護。だが5回二死満塁で足をつるアクシデント。治療を受け無失点に抑えたが、6回から2番手・高梨がマウンドに立った。

高橋は5回100球2安打6奪三振3四球無失点の内容。「リズム、テンポ良く、先に点を与えないようにしたい」と意気込んでいた左腕が、7月11日阪神戦(甲子園)での白星以来となる、10勝目の権利を持って降板した。

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